中性脂肪とは食べ物に含まれる脂質や体脂肪の大部分を占める物質です。エネルギーとしても使われます。
そのため、
(摂取されるエネルギー)>(消費されるエネルギー)
の状態になってしまうと余ったエネルギーが中性脂肪となることで中性脂肪の値が高くなってしまいます。
よくある原因は「3つの『あ』(甘い物、アルコール、油物)の過剰摂取」「運動不足による消費エネルギーの低下」「喫煙」です。「喫煙」によって中性脂肪の分解や代謝を下げてしまうので、結果的に中性脂肪は増えてしまいます。血液中の中性脂肪が増えすぎるとHDL-コレステロールは低下し、LDL-コレステロールが増加することがわかってきています。さらに、中性脂肪の増加は動脈硬化を促進することになります。