血圧は「正常血圧」「正常高値血圧」「高値血圧」「I度高血圧」「II度高血圧」「III度高血圧」「(孤立性)収縮期高血圧」の7つに分類されます。
「正常血圧」「正常高値血圧」「高値血圧」の3つは正常範囲の血圧になり治療の必要はありません。「高値血圧」というのは高血圧の一歩手前で注意が必要な段階という意味です。
「I度高血圧」、「II度高血圧」、「III度高血圧」と分類されたのは、血圧の重症度が上がるほど、循環器疾患による死亡率が高くなることがわかったからです。
「(孤立性)収縮期高血圧」とは上の血圧だけが高く、下の血圧は高くない状態を指します。
高齢者で動脈硬化により大動脈の伸展性が低下するために、上の血圧は上昇しますが、下の血圧はむしろ低下している状態です。